猫背、骨盤のゆがみ、冷え、肩こり、腰痛のない体づくり♪ 全国展開の姿勢調整のKCSセンターです。
2017/11/12
開院日は、月、木、土です。
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乳幼児は関節が完成していないため、
過剰な運動は発達障害の原因になります。
また、特に幼児の頸椎は未発達で、
軽いタッチでも動脈に影響を及ぼし、
低酸素脳症の要因となりえます。
ましてや、
過剰な回旋や伸展は
死亡に至らせる危険があります。
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日本カイロプラクティック協同組合連合会
「警鐘!乳幼児への施術について」
http://www.jfcp.org/info/2014/09/index.html
施術者が医学や体の構造の勉強をせず、
「皆さんから気持ちいい
との回答をいただいて続けてきた」
と自分の体験のみを信じて
施術を続けてきた結果、
子どもが亡くなっています。
乳幼児への施術なのに、
「皆さん」というのが
一体誰なのかすら不明です。
少なくとも
二人の子どもが死んでいるのに、
どちらも不起訴。
1ヶ月が過ぎて、
この件に関する報道も、
ぱったり途絶えました。
施術をした個人に限った問題ではありません。
こうした事実にたいして、
「何かがおかしい」
と思う人が少ないこと。
あるいは気づいていない人が多いこと。
マスコミに大きく取り上げられなければ
子どもが亡くなった事件ですら
すぐに忘れられてしまうこと。
そして、同じように
科学的・医学的根拠ない施術をする人たち、
そうした施術を受ける子どもや大人が
日本各地で変わらず
増えていっているに違いないこと。
それに気づいているのに
じっと黙っていることが
気持ち悪い、
と感じるので、
あえて発信します。
世の中、
いろんなおかしいことあるけど、
姿勢調整師という
人の体と人の人生に関わる仕事を
選んだ私にとって、
最近、もっとも身近で、
もっとも違和感と
危機感を感じる出来事です。
本音を言ってしまえば、
こんなふうに体のことを
理解しようとしない施術者と
一緒にされたくありません。
私は別に勉強好きじゃないけど、
(むしろ苦手な方だけど)
人の体に触れて何らかの影響を与える以上、
人間の体について理解すること、
安全な技術を提供することが、
義務であり、責任であると思います。
子どもの未来を壊すような施術は、
絶対にしてはならないし、
政治や法律や行政が
そういうものから子どもを守れないのなら、
お父さんやお母さんや
おじいちゃん、おばあちゃん、先生、など、
一番身近にいる大人達が
賢く知識をつけて、
適切な選択と判断で
子どもを守ってほしいです。
体のこと、姿勢のこと、
健康のこと、美容のこと。
ホントのことを
いろいろ知ってしまった以上、
それを伝えていくことも、
義務と責任だと感じています。