姿勢専科★KCSセンター豪徳寺駅前 | 日記 | 初心忘るべからず。

先月初めて
姿勢調整の技術を
覚えてきたばかりの人が、
私に施術をしてくれました。

1ヵ月後の試験が
間近なので、
練習も兼ねて、
メンテナンス。


患者さん役をやってみて、
「すごいなあー」
と思うことがあって。


患者さんへの
接し方とか、
話し方とか、
体に触れる感じとか。

すごく好感度が
もてるの。


技術がうまいとか
下手とかじゃなくて。

今、この瞬間に、
目の前にいる人のことだけを考えて、
一生懸命やってくれる。

それが、
施術を受ける側として、
「とてもうれしい」
と感じました。


私も、
いつもそうありたいな、
と思います。


初心忘るべからず。




もちろん、
お客様のために、
技術や知識は
より磨いていかなきゃいけないんだけど、
「それだけじゃない人」でいたい。


技術の研修などで
人の施術を受けると、
その人が普段、
どんな思いや感情で
施術にあたっているか、
自然と感じちゃう。


「うまい」
といわれている人でも、
施術を受けてみて、
好き嫌いでいうと、
どっちかというと
好きじゃない施術の時も
実は、ある。

その人自身を
好きとか嫌いとか
思う気持ちは関係なく。

（まあ、あんまり、
誰かを嫌い、
っていう気持ちは
私はもたないんだけど。）


「なぜか」を
言葉にするのは難しいけど、
「なんとなくイヤ」
「なんとなく好き」
っていう感覚的なもの。


それって、
お客様もおんなじ
なんだろうなー。


別にＥＳＰとかじゃなく。（笑）

やっぱり、触れ方とか、
話し方とか、
扱われ方で、
感じちゃうんだよね。


それはたぶん、
そういう思いや目指す方向
のあらわれ方の違い
だったりするんだろうけど。




このところ、
「信じて、おまかせします」
という言葉を、お客様から
何度かいただくことがあって。

すごくうれしいし、
ありがたいと思うと同時に。

責任も感じます。


私は、
「技術がうまい」
って誉められるより、

「動けるようになった」とか、
「痛くなくなった」とか、
「受けてて気持ちよかった」とか、
「信じる」
って関わったお客様から
言われるのが、うれしい。


信じてくれる方たちのために、
その時できることを出し切るし、
その人たちのために
必要な知識や技術を磨くことを
続けたいと思います。


……っていう、備忘録。

たまには、
そんな真面目なことも
考えちゃったり、します。



ついでに調べてみたら。

初心忘るべからず
【読み】　しょしんわするべからず
【意味】　初心忘るべからずとは、何事においても、
始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを
持ち続けていかねばならないという戒め。

http://kotowaza-allguide.com/si/syoshinwasurubekarazu.html

ですって。

出展は世阿弥なんだー。

ひとつ賢くなった。（笑）


追記：
ほんとは多少意味が違うらしい。

http://www.the-noh.com/jp/zeami/words.html#word01

これまた賢くなった。




↓↓そんな私も、ここからはじまった↓↓

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６月２日（日）
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